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骨を休めて
飛行場近くの公園では
カラスノエンドウが沢山咲いていた

そんなに遠くないはずだけど いつぶりか
広い 広い 空をみてようやく
ああ、なんて素晴らしい休暇だったのだろうと
心境の変化に気づく


したことといえば
取り立ててなにも
階段のてっぺんに座り
好きなだけ 好きなようにする
このくらいだったのに
骨までおだやかで
肩は当たり前に凝っていても
なにかが軽い


もしかして
獣みたいなふさふさの
分厚い皮を着た筍をあく抜きした時
憎たらしくこびり付いた私のあくも 抜き去られたのだろうか

待ちくたびれているはずの馴染みのギターは とてもやさしく
ひとつも へそを曲げてなんかなかったし
窓から差し込む朝日の それはそれは美しいこと

思いのほか眠たくて
ワラビを取りにはゆけなかったけど
お気に入りの喫茶店では 何一つ褪せないノリタケの素晴らしいC&Sで珈琲が運ばれてきた


皆が口にするように
人生とは不思議だ
あんなに嫌だった今日も 飄々と
踏み出せるか不安だった今日も すんなりと
受け入れることができるのだから

何も答えぬ扉よ
行きとは反対の「行ってきます」と 「ただいま」を
じきに言うから待っていて

しばらくは この幸福なまどろみを
解かずに漂わせたままで
夜空に星でも探していたいの

春一番の風は激しく
緑萌える桜が美しくて 足を止めては綺麗ねと声をかけている
散った花びらが風で舞うのを
追いかけて子供ははしゃぐ

ああ 春休み、の時季なのか。と 腑に落ちてはまた忘れ
毎日のように 冬が去ったとたんに子が溢れだしたな と 思い歩くこの頃

こぼれる歌は 金延幸子
沈丁花をよく知らないまま 香りも知らぬまま
「酔いしれる 街通りの様」を想像する

大人ゆえか、子も同じか、
数々の制約とともに暮らすなか どう遊び どう息をするか
それが なにをするにも少々つきまとってしまうから
工夫の日を続けて 
自分のなかの新芽や息吹を枯らさずにいたい

この風に 決して巻き込まれぬよう
さびしさは 土に還す
花を真似て

気楽に、こそ むずかしい時もあり
考えすぎを考えないことを、また考えちゃうから
早く抜け出して
ルドンの描いた花を みにゆきたいなあ
問わず語り
湯気のように やわらかく立ちのぼり
次第に 薄れて消えてしまう暮らしの一片

「言葉にする」という行為を
しばらくなまけていたけれど
ある方の言葉がうれしくて
久しぶりに ここに便りをだしました

まったく お調子もの
でも問わず語りも たまには悪くないのかも

---


近頃は " 整える " ことを 大事にしています

自分の、基本というのか、基盤というのか
それらを 脅かすものが現れたとしても
単に 忙しさにかまけたとしても
揺らがず思いを据えるため

いつも ご機嫌で いられるように
心と あたまの 調和をはかるのです

歳をとり、時代が変わり
人や物事との付き合い方も どんどん変わるなか
身につけた向き合い方で
整理整頓を




まだ 冬を行ったり来たりしてるけど
一足先に友人に贈った春の
なんとも 美しく 愛しいこと


また近いうちに
星よりひそかに
わき道に咲いた野花に夢中になったり
毎日のように「いつでも夢を」を歌っていたら
いつのまにか暦は立夏に


ひよっこに自分を重ねつつ
がんばるぞ、とおもう密やかな日々
そのなかで 「言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を」というフレーズは

どこまでも尊くて 大切で、
口ずさむたびあたたかく身体に沁み入るのです


なんだってやりたい
そんな欲深く、前向きな野望が消えっこなく渦を巻く


箱を開けたい
できるだけたくさんの箱を
開かなくては知ることのない、謎の深さと 感動に
どうにか触れたい


恐ろしいと思っても
自らノックしなくちゃ はじまらないこと
思い知らされ 情けなくも
やるしかないと思い知る


なにをしようと どこにいようと
真根にめぐる歌たちに頷いて
いまを歩くのです


粛々と
忘れようとしてみても
とある歌が聞こえたら
路肩の花が揺れたなら
ビニール傘を叩く雨すら
いたずらに
わかりきったことを また 呼び起こす


ひと山ずつ 越えてゆけば
焦がれる場所へ赴く日も 訪れるかしら


手に隠された冒とくを
はっきりと見つけてしまう度
装いよりも ホワイトに
粛々と暮らそうと 何度も思う


突き抜けるように寒いから
生姜をたっぷりすりおろした甘酒をのんで
今夜も とりくむべきに勤しみます


お月さまが ほんとうに綺麗
今年さいごの満月を終え すこし欠けた姿
ほんとうに ほんとうに綺麗


今年はまだ オリオン座をみつけれないでいるのが心懸かり
電車を降りれば
今日こそ みつけることができますように

let me see
いつからか、口から こぼれる歌は たいてい ふたつの唱歌。

大好きな 島崎藤村の「椰子の実」に
北原白秋が詩を書いた「この道」

洋楽もたくさん聴くようになったけれど
やはり 言葉のうつくしい日本のうたは 耳に、胸に、とまる
鳥が 木の枝に羽根をおろすように そっと


「椰子の実」のなかで 心に光る「国」は
故郷のことだけではなく
人や景色 でもあるように思うし

「この道」の 「道」や「雲」も
言葉を越えて さまざまな色や温度の思いが息吹く


異常な平常に 慣れてしまわぬよう
だいじな日常だけは 手放さずに
今日も、帰るべきところへ 帰りましょう

何年も 何年も
歌われてきた曲をたずさえて

baby steps
めぐる構想と 実際の歩みと
行き来する間にも
また新たな思いが 沸き立って
休むことを知らない

もっと 速く、もっと 深く と 追い立てるけれど
手はふたつ
身体はひとつ
ゆっくり 目の前のことから
ゆっくり ゆっくり


すべての原動力の根は
愛にあったのです

だから こんなにも
注いでも 注いでも 足らなくて
はがゆいのかも しれません

でも だから、
だからこそ
身勝手でなく やみくもでもなく
やさしく 抱きしめ 向き合わなくては

丁寧に

こころから


初萩
「百円の恋」を観た

サクラちゃんすごい
画面から目が離せなくて 息も忘れそうになった

没頭する姿は、ぜんぶ賭ける姿は、たまらなく胸を打つ

人間であるから 逃れられない
どうしようもないあれやこれやを
振り切るように 加速していく一子に ぐんぐん引き込まれて
映画なはずなのに まるでドキュメントのようで

見終わって 走り出したくなる衝動が湧くのを、
熱を帯びるのを、感じる
もうほんと単純 って思うけど
ただ 圧倒されただけでなくて
この映画が 新たな原動力になる、って
そう思った


帯びた熱を糧に、きっと進みだせる

雨漏り
わからないことばかり

たくさん想像をして 心を開けっ放して
答えのない答えをいつも探してる

ひとには救われても
救うことがあるなんて思えない
目の前の景色に感動しても
景色が 私たちから何かを受け取ることなんてないように


だから 信じようと思う
過ぎてしまったうつくしい一瞬を
宝物の言葉を
感じた事実を

今や未来しかない世の中で
過去を抱いて生きるなんて
馬鹿をみたとしても
愚かなことだったと悔やんだとしても
事実は唯一 変わったりしないから
信じることは
先を歩める糧になる



神様がいたら なんと言うんだろう
褒めるのか 怪訝そうな瞳を向けるのか
答えはいつも どこにもない


たくましく たくましく 生きなさい
恥じることなく 誇らしく





この家のどこかで雨漏りがしてる
窓もキシキシ言うし 庭の傍にある溝も水が勢いよく流れてる
この世はいろんな音がするね
西日が
その日 いちにちを讃えるように
あたり一面を抱くのを
眺めているのが好き

そのまま 辺りが 時間とともに
静かに暗くなって
街よりも空の方が 明るくなる

みるみる移り変わる景色は
実に見事で 特別で



朝日も素晴らしいけれど
ときによっては
無条件に 勤労勤勉を促されているようで
なんとも複雑で
誰しもに夜を与えてくれる
夕方になると ほっと安心する





通りすがりの道端のムスカリが
とてもいい
近所の雪柳も オオイヌノフグリも
元気そうでなにより

ずっと名前のわからない 細い枝がたくさんついた裸の木だけ
まだ冬をひきずっていて
それもそれで とてもいい


乗車率95%ほどの電車内では
目を瞑って 思い返して
心を澄ませて 外へ飛ぶ

無縁になれない日常
お気を確かにもつことだけがんばる
会いたいひとに会えなくても
いくら肩を落としても
目覚める時は 希望に起きたい


そういえば
こないだ 斜め前に座っていた中国の方が おなかのおおきい妊婦さんに席を譲ってた
とてもうつくしい一瞬でした


偏見を捨てて
無垢であれ

どれほど年を重ねようと